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好きな言葉を採集

短歌、俳句、川柳、雑記

NHK俳句 「風花」

NHK俳句 1月放送「風花」

 

選者:堀本裕樹

司会:岸本葉子

ゲスト:羽田圭介

 

今日のゲストは芥川賞作家で最近はテレビにもよく出ている羽田圭介さん。小説家だと俳句や短歌なども慣れ親しんでいるものかと思ったら、そうでもないとようです。羽田さんは俳句のように余白を楽しむ文芸ではなく、行間を読ませない、ぎっしり情報をつめこんだものを書きたいタイプみたいです。(まだ小説を読んだことがないので、これを機会に読んでみようと思います)

入選句の感想を求められても、「いやあ、分かんないっすね」と答えることが多く、なんとも居心地が悪そう(笑)静かに淡々と進んでいき、派手な演出やVTRなんかも全くない進行だからこそ、ゲストの人となりをじっくり見ることができるのが、この番組の良さだと改めて思いました。

 

風花や誤配の手紙うつくし

 

私はこの入選句が一番好きでした。風花は天気の良い日に降る雪のこと。本来なら来るべきところではないものが届く様子を、誤配の手紙に託すとともに、自分宛ではない手紙へのロマンを感じます。心待ちにしていた届いてほしい別の手紙もあったのかもしれない、と思うといろんなストーリーが想像できます。

 

冬の朝毎日作るハンバーグ

(成功者K)

 

羽田さんが作った句です。成功者Kというのは、以前使っていた名前だそうで、芥川賞を取ったあとのいま使うと痛い感じがしてしまう、と本人が言っていました。無名の頃にこういう名前をあえて使っていたあたりに、にやっとしてしまう私がいます…(笑)

 

話は逸れますが、司会の岸本葉子さん、日経新聞の夕刊1面のコラム「あすへの話題」で連載がスタートしたようです。いつもテレビで見るばかりで、そういえば本業のエッセイを読んだことがなかった(^^;)新聞で見かけたときは目を通すようにしています。