正月 短歌の目
短歌の目、参加します。よろしくお願いします。
1 編
編み上げた言葉の目には擦り切れた表紙の似合うこの辞書がいい
2 かがみ
鏡面に積もる埃を拭き払いすこし美人のふりをしてみる
3 もち
もちむくり土手っ腹から膨らんでぷいと横向く十四の初春
4 立
「立てるかい?」そんな気軽に言わないでそんな気軽に泣かされないで
5 草
公園のボロのベンチと街灯は道草高じ住み着いたらしい
テーマ 初
墨香る不揃いの毛の筆先の書き初めたるはへのへのもへじ
http://tankanome.hateblo.jp/entry/2017/01/10/060915